折り重なったピンクのゴミ袋。その中には何が入っているんだろ
あなたとの週末同じ部屋での時間。同じ朝。多分ゴミ袋を捨てに行った
夜中に玄関前に放り投げる燃えるゴミ。朝誰かが捨てに行ってくれる
桃色のベルメールの胸乳彩色された無数のゴミ溜め
欠落感そのものと村上龍が書いていた丸ごとトリュフみたいな映画を観てしまった。ウェスアンダーソンの
言葉は散弾銃のようにたて続けに
ここはスーパーマーケットだったか判然としないが折り重なるピンクのゴミ袋たちには何かしら詰められている。折り重なるという重力に逆らいようがなく中心に置かれた
見えるものしか、在るものしか撮れないけれど目に見えないものが写ったりする
ゴミ袋を撮ることはやましい様に感じられるがなぜピンクである必要があるのか、と思ったり
今日はアキバのヨドバシで買ったクローズアップレンズを使って撮ってみた。面白い写り
夜にハリウッド映画を見て大笑いするがこれは自然体そのものだ、と感じる
鏡を見て自分までアメリカ人になったような気がする
オーガニズムに達しながら笑いだしてしまって映画は終わる
どこかへ行きたいのだ
約束が履行される日