ataraxia アタラクシア、心の平静不動な状態。
通ってる病院のすぐ近くには昭和記念公園があって、ほとんど病院に行く度に散策している。全部歩こうと思ったら一日がかりになりそうなほど広大な公園。
門を入って目の前に広がる緑。だだっぴろい緑鮮やかなくさはらはところどころシロツメクサで埋まっている。その上をむしゃむしゃと歩く。草を食べるように。草は踏まれたって気にしないだろう。むしろ踏んで欲しいと思ってるんじゃないか。
左手にはなぞの白い建物という名の物体。くさはらの奥の花みどり文化センターと同じようなラピュタみたいな雰囲気。様々な植物がぶら下がり、囲み、屋上には浮遊する庭。遺物のような様相をしつつ未来的でもある。屋上は見晴らしもよく木や花も植えられユニークな木の椅子が並べられている。庭にあるエレベーターで降りるとひと息に建物の人工空間内にワープすることもできる。
ここのエレベーターもエスカレーターも螺旋階段もみんな好き
小さい時ピアノの発表会の会場で見知らぬ子どもらとエレベーターを行ったり来たりして、地下でドアが開いたら暗くてみんなでわああとなってまた上へ行ったり、そんな遊びは子どもの時しかできない。
花の植え込みの前に座ってサンドイッチを食べ花を撮ったり蝶々を撮ったり
翅の縁がほんのりピンクの白い蝶々は花の色とお揃い
口付けされた手もこれくらい可憐なものだったろうか
ラインで雑談してるだけで溢れそうになる