2021-08-20 黒い孤独な太陽 詩 私は夜の住人でもなく ましてや昼の人間でもなく 朝まだきあるいは夜の街灯の下 規則的に歩を進めるような 習慣も持たず ただ黒い太陽となって あの人に抱かれれば 暗い水底にも届く光が 私の歩みを止めない 光は 我うちにあり 「クートラスの思い出」の中の孤独の黒い太陽という一章を読んで。 クートラスの思い出 作者:岸 真理子・モリア リトル・モア Amazon